■2008年の岩手・宮城内陸地震でいたるところ山が崩落した。
自然学校がある耕英地区に通ずる道の一つに新しく橋を架けて、つい先日開通した。ほぼ四年がかりの道の再開だ。
ところが、数日前の低気圧の雨でご覧の通り。開通一週間もたたずに通行止めだ。
人間は自然の力には及ばない弱い存在であることをまた知ってしまった。
■莫大なお金と時間がかかったに違いない。数分の時間の短縮のためにここまでして橋を架けなければならない理由が私にはよく分からない。これまで迂回してきた道で十分じゃないのと思ってしまう。
■自然災害を自然現象として認識し、自然と共存する賢い選択しがまだあると思う。人間が手を加えれば加えるほど、まだ同じことを繰り返すに違いない。
何か原子力政策と似ている気がしてきた。